つい昨日かおととい、プーチンがキエフへの侵略はないといっていると新聞に出ていたはずだが、すでにキエフは戦場になっている。
戦争になるなんて…。
ロシアの国民性をしばし尊敬もしていた。フィギュアもそうだし、クラシックも、新体操も、ロシア人の高い芸術センスに支えられてきている。
チャイコフスキーやラフマニノフは言わずもがな。現代日本のクラシックに限ってもかなりロシアの影響を受けている。ロシア人の教師から指導を受けた日本人はたくさんいるはずだ…反田さんも、清塚さんも、進藤さんも、松田さんもモスクワに留学している。それにロシア人は、チャイコフスキーコンクールで藤田真央を見出している…。
ふと思い出すのは、私の祖母がロシアに行きたがっていたことだ。ソビエト連邦の頃を生きていた祖母は、ロシアを旅行するという考えに、少しスリルを感じていたようだ。でも私はついこの間までロシアはヨーロッパの一国としか思っていなかったし、プーチンが多少強権的であるにしろ、将来機会があればロシアを旅行したり、チャイコフスキーコンクールも見てみたい、などと思っていたわけだ。
今回の事態はかなりショッキングである。
コロナで県外にすらろくに出れなくなって、そうこうしているうちにコロナがあけても、ロシアや中国をはじめ海外旅行にもそう気軽に行けなくなりそうな。過ぎ去った良い時代におばあちゃんとロシア旅行をしておけば良かったよ。