サムシング

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秋のコンクールめぐりと次世代ピアニスト

ジュネーブ国際コンクールは、五十嵐薫子さんがファイナルに残ったそうだ。ファイナルは4人しかいない。ほぼ入賞のタイトルはもらったようなもの(とすぐ皮算用するわたし)

五十嵐薫子さんはショパンコンクールに出ていたのでその時ちょっと配信を見た。うまいと思った。だけどショパンコンクールは基本みんなうまくて、誰がうまくて誰がうまくないのか正直分からない。

今回のシューベルトインパクトがあった。シューベルトがうまい人はなかなかいない。2月に東京で200席くらいの小ホールでリサイタルがあって、まだチケットが取れる。昨日ほとんどとりかけたけど、子どもの顔を思い出してあきらめた。あれはプラチナチケットかもしれないな。なにしろショパンエチュードを3曲も弾いてくれるということだったし。

いや、本物ならそのうち絶対地方に現れるはず。まずはファイナルのコンチェルトが楽しみです。

 

同コンクールに出ていた進藤実優さんは、ショパンコンクールよりさらに良かった。音良し、テクニック良し、音楽性良し、三方良しの演奏だったが…タイトルはそう簡単にはもらえないようだ。私としては確実な実力を感じた。

 

11月になるとパデレフスキコンクールが始まり、そちらには牛田智大くんが出る。彼は100年に一度の天才と中村紘子から言われたらしいが、でも本当に彼のピアノは気持ち良い…。若干イージーリスニングなときもあるけど。国内での人気は十分だが、賞を取って海外でも活躍してほしい(この円安だし)

牛田くんと同じパデレフスキコンクールに出る予定の奥井紫麻ちゃんも気になる。今の10代も人材が豊富である。

ルービンスタインコンクールは古海行子さん、黒木雪音さんの二人が出るようだ。この二人は先生が競わせて育てる方針なのか?(高杉晋作と日下玄瑞のように)

高坂さんのガイドを頼りにわたしも配信を聴こう。