チャイコフスキーコンクール
チャイコフスキーコンクールの配信(ピアノ)を見た。…やはりロシア音楽には圧倒されるものがある。
まず、ロシアっぽいピアノの弾き方、躍動感があって良いと思った。
オケもさすが、なかなか。
シマノフスキもマイナー作家と思ってたけど、結構いい曲書いてるなぁ。
こんなことを書くと、このご時世、プーチンの狙いどおりになってる、と言われるのだろうか。(もちろんプーチンを支持する気はひとかけらもない)
今回、日本人の黒岩さん田所さんが出場して、Twitterには割と強いコメントも出ていた。中には、参加者が少ないからチャンスと思ったのかもしれないけど私はそんな人とはお友達になりたくない、といったコメントも。
いや、私はそんな人とお友達になりたいけれども。
すごいやん。
しかもプリゴジンの乱とか起きてるし。
ご無事でなにより。
今回のナンバーワンの名演は
プリゴジン氏モスクワ進軍中に行われた二次予選、クリャンコさんのチャイコフスキー悲愴第3楽章(アドレナリンでまくり)
ナンバーツーは
ナンバースリーは
ショパコンでトップバッターだった(そして好演してたのにジンクス通り次に進めなかった)マオさんの、チャイコフスキーコンクール返り咲き、ファイナルのブラームスピアノ協奏曲第2番。
いずれも審査員の評価は良くなかったと見えるが(審査員とはいつも意見があわない)良かったと思う。
優勝したダビチェンコくんは、音とか体型にロシア人正統派の可能性を感じた。
やはり一番目を引いた。
演奏は若いなぁと思ったけれども。
活躍してほしいと思う。