ショパンコンクールですが、また聞き返しています。リアルタイムでは案外ちゃんときけていないもので、あいみちゃんの一次予選の第一曲目のノクターンなんてあんまり記憶になかったのですが、聞き直すとなんと良いことでしょう(笑)
あんまり記憶になかったブルースリウも聞いてみるとやはり超絶技巧でした。音も会場で聴くとさらに良いのかにゃあ。
が、高音をきれいに弾きすぎる。
そういう弾き方するとエチュードって、本当練習曲になる。
いいやつそうだし、すごく練習して、トップレベルのピアニストなのは間違いですが。
でもクレッシェンドでここまであがってきて、なぜふっと小さくまとまるのか、なぜそこにアクセントをつけるのか。音楽の流れの部分で私的にはちょっと減点なところもある。
審査員は満場一致のYESだったらしいが、私はしょうしょうとちっても、勢いがあるほうが好きなのである。
(あいみちゃんの木枯らしは聞き直すととちっていた。もちろんリアルタイムでもきづいたが、そのときはあまり気にならなかったのだけど)
ガルシアは100点だな。
華やかなロマンチックなところは。
でちょっと暗くなると70点くらい。
性格であろう。なんか弾けないんだとしか…ガルシアはジョルジュサンドとは付き合わないか、付き合っても早めに別れるだろう。
まぁショパンもね…ショパンも明るくて、ちょっとメランコリックで、切なくて、そんな曲ばかり作れば良かったのに。
それだけで十分需要はあったろうに。
ジョルジュサンドみたいな、バツイチで、二児の子持ちで、男装の作家とかなしなし、である。しかも母娘のけんかにも巻き込まれたらしきあたり、後世のファンとしては、なぜそんなマヌケないことを…とつい言いたくなる。
でもショパンのくっらい曲にも同じくらい需要があるとしたら、そしてあるんだけど、その時はガルシア盤じゃ物足りない気がするんだよね。
まぁあまりあいみちゃんを偏愛するのもあれだが、やはり偏愛してしまうのであった(笑)
月刊ショパンも買ってしまった。反田さんと二人で表紙のやつ。コンサートであわよくばサインをしてもらうためである。
そしていつか反田さんにもサインをもらい、家宝とするのだ。
しかし宇部凱旋コンサートは一体いつになるのやら。