もうファイナルは、静かに結果を待とうという気持ちでしたが。
ファイナルはピアノコンチェルト。今までとはまた違うショパンの魅力にあふれ、興奮が止まらないので、また少し、感想を書きたいと思います。
PACHOLEC
なかなか端正な顔立ちですが、立ち振る舞いをみると結構まじめでお堅い系?21歳とは思えない、落ち着いた雰囲気があり、指揮者と握手をしても、風格があります。将来はショパン国立大学教授も良いかも…なんて。
音は明るく、強く、よく響く音で、演奏はリズムが良く、夢もあります。
トップバッターでしたが、とても良い感じ。ポーランド人にポーランドのオケだからか、オケとの呼吸もぴったりで、勢いとキラキラにあふれた演奏になりました。最高❗️
RAO
また17歳で、母性本能をくすぐられるかわいさ。しかもピアノはひだまりのような音がします。明るいが、角はなく、しかし芯はしっかりしている。基本的にどれもひだまりのような音で奏でられるショパンで、あまり引き出しはないのが欠点ですが、ぶれることのない魅力があります。
ピアノコンチェルトも良かったです。
こうした音の魅力は他にはなかなかないような。
SORITA
若干守りに入っていた感じもしますが、さすがの安定感でした。
終わったあとの晴れ晴れとやりきった表情がまた良かったです。
ARMELLINI
てか問題はこの人。スルーしてたけど、まさかこんなところでぶちかましてくるとは。
なんなんだろう。イタリアののだめ?
2楽章は一番良かったんじゃないでしょうか。キラキラ明るくきれいな音で、少しセンチメンタルに歌い上げられて、ファチオーリの音色もよくあっていました。月明かりの夜、楽しかった青春の追憶…うかつにも涙が。
反田さんと熱く抱擁してたけど、反田さんだから良かったけど、他の人(牛田くんとか)だったら押し倒されてたかも、て思いました。
こんな突き抜けたキャラ、前回の入賞者にもいないし、希少価値もある気がします。入賞争いに加わるかも。
まぁさすが本選で、良い音楽が聴けます。
最後までじっくり楽しもうと思います。