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激推しの7人ピアニスト

反田恭平と佐渡裕新日本フィルのコンサート@周南市文化会館は一般発売すぐ完売になったよう。

すごい!演目が皇帝&ベト7の聴きやすい名曲で、ハッピーな演奏会が予測されるとはいえ、S席チケットは一万越えるのに…。


この間の愛実ちゃんのコンサートも、ファンの活気があったし、クラシックが盛り上がってるのかな。


レコード芸術を買おうか迷っている。

激推しのピアニストという企画が気になるけど、愛実ちゃんが入っていないのが気に入らないのである。


私は割と好みがはっきりしており、ピアノについてもそうで、音よりリズムが気になる。音がきれいで重厚的であっても、響きをききすぎて重いのはあまり好きではない。(ブルースリウのように変わったリズム感も苦手である)

またショーレースでは、割と優勝できない人の方が好きなことが多いが、それは新しく、質量に秀でていて、あっと心をつかまれるような個性的なスタイルが好きだからである。だが、このタイプは、チャレンジはないが、好感度と完成度が高いタイプに負けやすいためそうなる。


私としては、激推しは


チョソンジン→この人は音が綺麗だ。響きの正統性(倍音がきわめてきれいなのではないかと思う)と雰囲気はピアノの王子様である。


小林愛実→彼女のピアノは花に例えたい…薔薇であり、百合であり。甘く、優しく、たおやかで気品がある。情緒的である。


藤田真央→ピアノもだし、インタビューも、生き方も性格も、少し変わっていて面白い。音がやわらかくきれいだが、音楽にも生き生きとした魅力もあり、日本人の中では一段うまいと思う。


ここまで本気で。


トリフォノフ→重すぎず軽すぎない透き通る水のような透明感のある音は、この系のピアニストの源流なのか?最初聞いた時は興奮した。


カンタロフ→よく知らないが気になる。


まぁでもうまそうだ。


あとは日本人だと見に行きたいラインとして


反田恭平→私にはピアニストというより、ハリウッドの大物プロデューサーのように見える。もちろん音もきれいだし華やかだし、テクニックもあるが…流行とかウケとかが散らつくからだろうか。成功すると思うし、あいみちゃんなど他のピアニストの褒め方はすごく優しくて好きだし、日本のオケを世界的にするという理想も共鳴するのだけど。


阪田知樹→昔4月は君の嘘、というアニメをすすめられて、一話だけ見たが(私はアニメは苦手だ…)ピアノが良かった記憶がある。あれが彼らしい。

歌心のあるシューベルトブラームスは好きである。


務川慧悟→音楽がわりときっちりしているが、音のきれいさ重厚さ、かっつり作り込まれたラヴェルは良かった。(タイプじゃないのに好きになってしまった)


牛田智大→インスタライブで楽しませてもらったので、いつか生でも見たい。(すごいファンサービスである)リストのコンセレーション。


亀井聖矢→若いのに非常に安定している、ハイレベルなピアニストだと思う。国際コンクールで優勝するかは分からない。でも聞いてて退屈もしない。


まぁ7人にしぼるのは難しいんだろうけど、普通に考えて愛実ちゃんは入れてもいいはずだ。

表紙の写真は愛実ちゃんはなのに、なぜなんだ!